九州へ…現実逃避の孤独旅 (part3)





 6月9日(2日目)です。

朝メシがまだでしたので、駅弁にしようかと思いましたが、博多駅でぜひ食べたかったのは「まる天うどん」。
画像に失敗したのでありませんが、さつまあげが入っているうどんです。かなりおいしかったです。

食べ終わると、こちらの画像…。わたくしの乗る、7時32分発の特急783系「みどり1号」佐世保行きが到着しました。

長崎行きの「かもめ」と併結しており、合計12両での運転です。
なんと、そのうちの8両が「みどり」です。しかもグリーン車が2両もついている豪華版…
 こちらが車内です。指定席はガラガラでした。
でも自由席は結構混雑しておりました。

九州第1弾の特急列車は、まず783系(ハイパーサルーン)の佐世保行き特急「みどり1号」からスタートです。
 783系は加速も素晴らしく、約20分ほどで鳥栖駅に着きました。
ホームには、ラッシュ時のせいか、いっぱい乗客が列車を待っておりました。

特急「みどり」は、鹿児島線や長崎線を時速130kmで飛ばして行きます。
途中、佐賀駅では自由席を中心に一気に降りていき、自由席もガラガラになってしまいました。
 肥前山口に到着しました。ここで、長崎行きの特急「かもめ」と分離します。
ここで、長崎本線と佐世保線と別れるためです。

先に「かもめ」編成が発車していきました。
 肥前山口を出ると、単線になります。そのため、反対列車の行き違い停車も多くなります。
また線型も劣っているのか速度があまり出ません。
のんびり特急と言った感じになってしまいます。
 有田駅に到着しました。ここは、松浦鉄道の乗換駅です。
松浦鉄道のホームには、レトロ的な車両が停まっておりました。
あの車両。転換クロスシートで結構快適なんです。乗ったことはありませんが…

ここへは、戻ってきますからね。松浦鉄道で…
 列車は、長崎県に入り、佐世保市南部の早岐駅につきました。
ここから列車の進行方向が変わります。そう、スイッチバックになっているのですね。
 この画像のような景色になると、終点の佐世保は近いです。
軍隊の船が見えていました。戦艦もありました。さすがに軍港と言った感じです。
 9時22分、終点の佐世保駅に到着しました。
約2時間、ちょうど良い乗車時間になりますね。

 ちょっとホームを見てみると…
この車両。キハ66系というものですが、懐かしい国鉄時代の色をしております。
オールドファンにはたまらない車両ですね。
 駅の正面に出てきました。新装されたばかりですので、奇麗な駅舎です。
隣には、デパートなどがあり、街として機能しております。
 今度は、反対側のほうへ出てきました。
こちらは、港口の方で、港へ行くのなら、ここからのほうが近いです。
海風が強かったですね。帽子が飛ばされそうでした。
 まだ時間がありますので、駅前散策をします。
駅から数分のところに大きな教会を見つけました。
中に入りたかったのですが、列車の時間があるから断念…
 佐世保駅からは、松浦鉄道(MR)に乗り換えです。
日本で一番西にある第三セクター鉄道です。
松浦鉄道は、平戸口、伊万里、有田と通っている鉄道です。

まずは、10時11分発の佐々行きに乗車します。
 車内は、ご覧のように、ボックスシートとロングシートとなっております。

列車は、発車すると、案内放送に笑えました。「次は〜駅です」と駅名を言った後に、CMや地元の学校の案内を流しており、ローカルを感じてしまいました。

乗客はさほど多く無かったですね。でも、黒字経営なんですね。松浦鉄道は…
 のんびりとローカルに浸っていると、10時52分、佐々駅に到着しました。
ここが終点なので、次の列車がくるまで少々散策です。
天気が良いので、暑いです。


 佐々駅は、車両基地があります。
一度、その近くへ行ってみることにします。




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